2024.05.02 住友生命 円建・外貨建一時払終身で新商品 健康告知プラン追加し契約直後の魅力向上 「ふるはーとJロードⅢ」「同グローバルⅢ」

 住友生命は4月1日から、金融機関・保険ショップ等の代理店で、円建一時払終身保険「ふるはーとJロードⅢ」(注1)および外貨建一時払終身保険「ふるはーとJロードグローバルⅢ」(注2)の販売を開始した。従来商品の「ふるはーとJロードプラス」「ふるはーとJロードグローバルⅡ」に対し、契約後からすぐにふやして残せる「3つの健康告知プラン」を追加するなどして、魅力向上を図った商品。
 新商品ではどちらも、健康告知なしのみだった従来商品に、新たに「3つの健康告知プラン」が加わり、「健康告知なしプラン」「3つの健康告知プラン」の二つのプランから選択できるようになった。「3つの健康告知プラン」は、職業告知に加え「過去5年以内に、病気で継続して7日以上入院したことがある」「過去5年以内に、がんまたは肝硬変で「医師の診察・検査・投薬・治療」のいずれかをうけたことがある」「現在までに、公的介護保険の要介護認定(要支援含む)をうけたことがある」の3項目がいずれも「いいえ」で申し込むことができる。
 新商品ではそのほか、最高保険金額を最大18億円に拡大しより多くの顧客ニーズに応じた設計を可能にした。また、重度介護前払特約を円建一時払終身保険(「ふるはーとJロードⅢ」)にも付加可能にし、1被保険者当たりの請求限度額も通算1億円に拡大した。死亡保険金は全部または一部にかえて介護費用として受け取ることもできるようになった。
 「ふるはーとJロードⅢ」の約款名称は、「健康告知なしプラン」が「5年ごと利差配当付終身保険(一時払い)(24)」、「3つの健康告知プラン」が「5年ごと利差配当付新終身保険(一時払い)(24)」で、「ふるはーとJロードグローバルⅢ」の約款名称は、「健康告知なしプラン」が「5年ごと利差配当付指定通貨建終身保険(一時払い)(19)Ⅱ型」、「3つの健康告知プラン」が「5年ごと利差配当付指定通貨建新終身保険(一時払い)(24)」となる。
 「ふるはーとJロードⅢ」は死亡保険金・解約返戻金が契約時に円建で確定することが特長で、「健康告知なしプラン」は職業のみの告知で申し込むことができ、死亡保険金を契約2年後からふやして残すことができる。契約から2年間は災害死亡保障がある。「3つの健康告知プラン」では、死亡保険金を契約後からすぐにふやして残すことができる。
 契約年齢は15歳~90歳。最低一時払保険料は100万円。最高保険金額は、被保険者の契約年齢15歳~59歳で10億円、同60歳~69歳で14億円、同70歳~90歳で18億円。「3つの健康告知プラン」には告知書扱加入限度額が設定されている。
 「ふるはーとJロードグローバルⅢ」は死亡保険金を指定通貨(米ドル・豪ドル)建でふやして残すことができる。契約から15年経過以後の解約返戻金が契約時に指定通貨建で確定する。
 契約年齢は「健康告知なしプラン」が30歳~90歳、「3つの健康告知プラン」が15歳~90歳。最低払込金額は、米ドルが1万ドル、豪ドルが1万ドル、円貨が100万円。最高保険金額は、被保険者の契約年齢15歳~59歳で10億円、同60歳~69歳で14億円、同70歳~90歳で18億円。「3つの健康告知プラン」には告知書扱加入限度額が設定されている。
 (注1)三井住友銀行では「充実クラブJⅢ」の名称で販売(従来商品の名称は「充実クラブJプラス」)。
 (注2)三井住友銀行、SMBC信託銀行では「笑顔の約束Ⅲ」の名称で販売(従来商品の名称は「笑顔の約束Ⅱ」)。

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